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Coffee crossroad個性豊かなコーヒーのblog

2023/06/30 06:37


フレーバーコーヒーは、個性的な風味やアロマでコーヒーエクスペリエンスをさらに豊かにする魅力的な選択肢です。フレーバーコーヒーは多種多様で、自分好みのコーヒーが見つかります。フレーバーコーヒーは自宅でも手軽に楽しめる上に、アレンジも多岐にわたるためコーヒー特有の苦味が苦手な人にもおすすめです。

当記事では、フレーバーコーヒーの概要と魅力、種類、作り方について紹介します。自分好みのフレーバーコーヒーの選び方も併せて解説するので、コーヒーに興味がある人やさまざまな風味のコーヒーを楽しみたい人は、ぜひ当記事を参考にしてください。

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1. フレーバーコーヒーの概要と魅力

2. フレーバーコーヒーの種類
2-1. ヘーゼルナッツ
2-2. チョコレート
2-3. バニラ
2-4. スパイス
2-5. フルーツ

3. フレーバーコーヒーの作り方

4. フレーバーコーヒーの選び方
4-1. コーヒーのタイプで選ぶ
4-2. 焙煎度合いで選ぶ
4-3. 産地・メーカーで選ぶ

まとめ

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1. フレーバーコーヒーの概要と魅力



フレーバーコーヒーとは、コーヒーにバニラなどの香りをつけた飲み物のことです。コーヒー豆に香りをつけるほか、抽出後に香りをつけるなど、さまざまな製法があります。

コーヒーに香りをつけて楽しむ文化は、北欧を中心に広まったと言われています。当初は、シナモンやアイリッシュリキュールを入れて楽しんでいました。その後焙煎時に香りをつける方法が生まれ、現在ではアレンジコーヒーとして親しまれていますが、元々は質の悪い豆の苦味を隠すためにバニラなどの香料を加えていたと言われています。

フレーバーコーヒーの魅力は、砂糖やミルクを加えずに、多様なコーヒーの味わいを楽しめることです。カロリーは普通のコーヒーとほぼ変わらないため、ダイエット中も楽しめます。また、コーヒー特有の苦味を抑えるため、ブラックコーヒーが苦手な人にもおすすめです。


2. フレーバーコーヒーの種類



フレーバーコーヒーにはさまざまな種類があり、好みや気分によってフレーバーを選べるのが魅力です。フレーバーによって特徴が異なるため、どのような種類があるかを知っておくと、好みの香りを見つけやすくなります。


2-1. ヘーゼルナッツ


ヘーゼルナッツのフレーバーコーヒーは、ナッツの芳ばしい香りが特徴です。チョコレートやバニラなどに比べると甘さは控えめですが、ヘーゼルナッツの香りでお菓子のような満足感を得られます。飽きのこない、しっかりとした味わいが人気のフレーバーです。

ヘーゼルナッツはストレートで飲むほか、生クリームや牛乳を加えても美味しく飲めます。


2-2. チョコレート


チョコレートは初心者でも飲みやすく、人気の高いフレーバーです。コーヒーとチョコレートは風味が似ているため、香りの主張が強くありません。

チョコレートの香りは種類が豊富で、ミルクチョコレートやナッツ系のチョコ、ホワイトチョコなどがあります。ほろ苦い香りのビターチョコレートは、甘さが苦手な人にもおすすめです。

チョコレートフレーバーは、ミルクで割ってまろやかな味わいを楽しむこともできます。


2-3. バニラ


甘い香りの強いバニラは、コーヒーの苦味を抑えてくれます。バニラアイスクリームにエスプレッソコーヒーをかけたアフォガードのように、コーヒーとバニラは相性抜群の組み合わせです。香りが甘いので、ノンシュガーでもスイーツを食べたような満腹感を得られます。

バニラはアロマとしても使われる香りなので、リラックスしたい時にもぴったりです。バニラは、ナッツやチョコレートなどと組み合わせて使われることもあります。


2-4. スパイス


スパイスとコーヒーの組み合わせは意外に思うかもしれませんが、インドやメキシコ、モロッコなどでは、コーヒーにスパイスを入れるのが定番です。甘い香りのシナモンは、スパイス系の中でも親しまれています。

カルダモンやナツメグ、パンプキンスパイス、ジンジャーなども、コーヒーと相性の良いスパイスです。スパイスの刺激的な香りで、爽快感を得られます。


2-5. フルーツ


リンゴなどのフルーツを合わせたフレーバーコーヒーもあります。リンゴのほかには、オレンジやレモンなどの柑橘系や、ココナッツ、バナナ、マンゴー、ベリーなどがあります。甘くてフルーティーな香りのフルーツフレーバーは、気分をリフレッシュしたい時に最適です。

上記のほか「キャラメルヘーゼルナッツ」「バニラマカダミアナッツ」「チョコレートアーモンド」「アップルシナモン」など、複数のフレーバーをブレンドしたコーヒーもあります。

フルーツは比較的香りの主張が強く、好みが分かれます。贈り物としてフルーツのフレーバーコーヒーを選ぶ際は、事前に相手の好みをリサーチしておくとよいでしょう。


3. フレーバーコーヒーの作り方



フレーバーコーヒーは購入するだけでなく、一般的なコーヒーに自分で香りをつけて作ることもできます。

香りをつけるには、フレーバーシロップを加えるのが簡単です。本格的に作る場合は、材料をコーヒー豆と一緒に挽くか、挽いた豆と材料を一緒に抽出します。また、コーヒーとスパイスなどを鍋で煮出す方法もあります。

ここでは、簡単に(手軽に)できるナッツ、バニラ、フルーツのオリジナルフレーバーコーヒーの作り方を紹介します。

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・ナッツ系フレーバーコーヒー
抽出したコーヒーやインスタントコーヒーにナッツシロップを入れて作ります。ナッツに牛乳を加えた「ナッツラテ」は濃いめのコーヒーにシロップを混ぜた後、泡立てたミルクをのせます。甘みを足したい時は、チョコレートシロップが最適です。

・バニラフレーバーコーヒー
抽出したコーヒーやインスタントコーヒーにバニラビーンズを入れ、軽くかき混ぜて飲む方法と、コーヒーにバニラエッセンスやオイルを入れる方法があります。ミルクやマシュマロを入れると、クリーミーな味わいを楽しめます。

・フルーツ系フレーバーコーヒー
抽出したコーヒーやインスタントコーヒーにフルーツジュースを入れて作ります。コーヒーとジュースの比率は6:4が目安です。

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4. フレーバーコーヒーの選び方


フレーバーコーヒーは数えきれないほど多くの商品があり、どれを選べばいいか迷う人も多いでしょう。ここでは、フレーバーコーヒーの選び方を紹介します。好みのコーヒーを見つけたい人は、ぜひチェックしてください。


4-1. コーヒーのタイプで選ぶ


コーヒーのタイプには、豆・粉・インスタントの3種類があります。

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・豆タイプ
本格コーヒーをつくれる豆タイプは、酸化しにくいのが特徴です。ミルで挽く際には、部屋中に広がる香りも楽しめます。ミルに香りが残りやすいため、メンテナンスには注意が必要です。

・粉末タイプ
豆よりも手軽で、コーヒーを抽出する際に豊かな香りが広がります。香りが抜けやすいため、粉末タイプを選ぶならドリップバッグがおすすめです。

・インスタントタイプ
インスタントコーヒーは手軽で比較的コストが低く、さまざまなフレーバーを試すのに最適です。アイスクリームの風味付けやお菓子づくりにも使えます。

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4-2. 焙煎度合いで選ぶ


コーヒーの風味は、焙煎の度合いで異なります。焙煎度合いは、大きく分けると浅煎り・中煎り・深煎りの3段階、細かく分けると8段階です。

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・ライトロースト
コーヒーの香りやコクが薄く青臭さがあり、ほとんど飲まれません。

・シナモンロースト
コーヒーの酸味が強く、飲料には適しませんが、酸味を求める人には好まれる焙煎度合いです。

・ミディアムロースト
アメリカンコーヒーに使われることが多く、まろやかな酸味と苦味が感じられます。

・ハイロースト
焙煎度合いのちょうど中間であり、爽やかな酸味と苦味のバランスがとれています。

・シティロースト
最も一般的な焙煎度合いで、酸味よりも苦味がやや強く、コクのある味わいです。

・フルシティロースト
酸味は少なく、苦味・コクと香ばしい香りが感じられます。アイスコーヒーに最適です。

・フレンチロースト
しっかりとした深みと苦味で、酸味はほぼありません。カフェオレなどに適しています。

・イタリアンロースト
ほぼ黒色で、油分で豆にツヤがあるのが特徴です。重厚な苦味で、カプチーノなどに使われます。

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フレーバーコーヒーの多くは中煎りから深煎りです。酸味が好きな人はやや浅煎り、苦味が好きな人やミルクと合わせて飲む人は、深煎りをおすすめします。


4-3. 産地・メーカーで選ぶ


コーヒーは、生産地によって風味が異なります。アジア圏は苦味やコクが強く、アフリカはフルーティーな風味、中南米は酸味と苦味のバランスがとれたコーヒーが多いとされています。上記3地域のほか、ハワイも有名なコーヒー生産国です。

原産国のほか、メーカーで選ぶ方法もあります。ある高級チョコレート店では、チョコレートやキャラメルフレーバーが人気です。ハワイの有名店では、ココナッツやマカダミアなど南国気分を味わえるフレーバーが充実しています。
このように、コーヒーブランドによってフレーバーが異なるため、好みに合わせて選ぶのがおすすめです。


まとめ


フレーバーコーヒーとは、コーヒーに香りをつけた飲み物のことです。バニラやチョコレート、ヘーゼルナッツなど香りは多種多様で、フレーバーを組み合わせたものもあります。
フレーバーコーヒーは香りによって飲みやすさが変わります。コーヒーの苦味が苦手な人は、甘味の強いフレーバーや香りや舌ざわりがまろやかなミルクを加えた飲み方がおすすめです。

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